STEFANO CAU ステファノカウ ジャガードタイ セッテピエゲ

2015年より自身のブランド、“Stefano Cau”を設立。
他にはない独特な色合わせで、時代の空気感を的確に捉えたデザインが豊富。
家業がネクタイを製造していたこともあり、残されていたヴィンテージのアーカイブ生地を元にしたコレクションが秀逸。
セッテピエゲはイタリア語で7つ折りという意味。通常のネクタイ (3フォールド) は表地と裏地を使い、その中に芯材を入れて形成されるがセッテピエゲは、裏地と芯材を排して表地のみで仕立てる。表地を段々に7つ折りにして形作る為、芯地を使ったものに比べ柔らかで立体感のあるフォルムが特徴。タイユアタイはそれを全て手縫いで、成形もアイロンを一切使用せずに昔ながらの重しを使うという手法を使用し手仕事ならではの、ふくらみが生まれネクタイにした際の立体感に繋がっている。